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疲れた体をやさしくいたわるマクロビオテックにチャレンジ!
仕事の疲れに婚活の疲れ。現代人にはなにかと“疲れ”がつき物。そんな疲れた体をいたわってあげるために、毎日の食事にマクロビオテックを取り入れてみてはいかがでしょうか。
私達の体は、食べた物を栄養にして成り立っています。食生活の乱れは、不健康な体作りの始まりです。マクロビオテックの基本的な考え方を知って、日々の料理に活用してみてください。
マクロビオテックとは?
「マクロビオテック」とは、日本の食文化研究家が考案した食生活法。基本は、玄米を主食とし、野菜や漬物や乾物などを副食とすること。有機農産物や自然農法によって作られた食品を使うのが好ましいとされています。マクロビオテックは、「マクロ」「マクロビ」「玄米菜食」「穀物菜食」などとも呼ばれています。また、マクロビオテックを実践している人のことを「マクロビアン」や「穀菜人(こくさいじん)」と呼ぶこともあります。
主食は玄米ご飯
「マクロビオテック」とは、日本の食文化研究家が考案した食生活法。基本は、玄米を主食とし、野菜や漬物や乾物などを副食とすること。有機農産物や自然農法によって作られた食品を使うのが好ましいとされています。マクロビオテックは、「マクロ」「マクロビ」「玄米菜食」「穀物菜食」などとも呼ばれています。また、マクロビオテックを実践している人のことを「マクロビアン」や「穀菜人(こくさいじん)」と呼ぶこともあります。
炊飯器で玄米を炊くときの手順とコツ
一般的に、玄米は圧力鍋や土鍋を使って炊くのが良いと言われていますが、炊飯器でも美味しい玄米ご飯を炊くことが出来ます。
まず玄米を洗います。白米は「研ぐ」イメージですが、玄米はガシガシ洗ってはいけません。初めに、表面に付いているゴミや汚れをさっと洗い流し、その後手で玄米を包み込むようにやさしくもみ洗い(拝み洗い)します。これを2~3回行います。
洗った玄米をザルにあけ、水気を充分に切ります。
水気を切った玄米を数時間水に浸します。(炊飯器に玄米炊きのコースがある場合、内釜の水量の線を目安にして下さい。無い場合は、玄米の1.5倍くらいの水量が目安になります。)
炊飯器で炊いて、出来上がりです。
※炊き上がりの硬い感じが苦手な人は、水の量を多めにしてみてください。自分の好みの硬さになるように何度か試してみることをおすすめします。
発芽玄米の作り方
せっかく玄米ご飯を作るなら、発芽玄米のご飯にもチャレンジしてみましょう。発芽玄米は玄米に比べると栄養価が高く、消化吸収も良いと言われています。ちょっとしたひと手間で、より体に嬉しい玄米ご飯へ!
大き目の容器に玄米を入れ、そこに30℃くらいのぬるま湯を玄米が浸るくらいまで注ぎます。
保温のためにラップをかけます。このとき、玄米が呼吸しやすいように、爪楊枝でラップにところどころ穴を開けてあげましょう。
常温で置いておくと、発芽が始まります。お湯の匂いが変わってきたら、玄米を軽く洗いながら新しいお湯と交換します。回数は季節(気温)によって変わります。
24時間程度で発芽玄米の完成です。
有機栽培の野菜を使おう
マクロビオテックでは、野菜を丸ごといただくのが基本。皮ごと調理に使います。ですので、農薬を使っていない有機栽培の野菜を選ぶことがポイント。信頼できるお店や、生産者を探してみましょう。農薬の力を借りないで育った野菜は、味が濃く甘さを感じます。ちなみに、「有機栽培」と「無農薬野菜」の違いですが、無農薬野菜とは栽培期間中に農薬を使わなかった野菜のことを指します。つまり、去年農薬を使っていた畑を使って栽培した場合、農薬が含まれた状態の土で栽培したということになり、完全無農薬とは言いがたいのです。より安心・安全な野菜を選ぶなら、有機肥料で栽培された有機栽培の野菜が良いでしょう。
たんぱく質は豆類から
マクロビオテックでは、肉を使いません。そもそも日本では、昔から穀物中心の食生活を送ってきたので、それほど多くの動物性たんぱく質は摂ってきませんでした。実は、肉を多く食べるようになったのは、ここ100年くらいのことなのです。動物性のたんぱく質は、分解・吸収がされにくく、たくさん食べると体に負担をかけてしまうと言われています。たんぱく質を摂取するなら、主に大豆や小豆などの豆類から、というのがマクロビオテックの考え方です。
精製された砂糖はNG
マクロビオテックでは、精製された砂糖(上白糖など)は使わず、水あめやメープルシロップなどを甘味料として使います。これは、精製された砂糖を摂取すると、血糖値を急激に上がりインシュリンが大量に発生して体に負担をかけてしまうためです。また、体を冷やしてしまう作用もあります。一方の水あめやメープルシロップは、血液中に穏やかに吸収させる性質がありますので、体に負担がかかりにくいとされています。ただし、血糖値の上昇が穏やかな甘味料だとしても、大量に摂取するのはやはり良くないことですので、量を考えてほどほどにしましょう。